イタリア出張報告!!
〜ミラノ編〜

皆様、こんにちは。

グジアシスタントバイヤーの前澤です。

只今なんと!!

念願の初イタリア出張に来ております!!!

オンタイムでこちらのblogを執筆しておりまして、ナポリより投稿をさせて頂きます!!

第1便目では先日のsalotto blogでもあったように岩佐がフィレンツェではピッティ 、ミラノではショールームの模様をお届け致しました。

2便目の僕たちは仕入れと工場見学をメインとしており、ミラノ、プーリアと行き、その後ナポリチームとパリチームと別れるというスケジュールになっており、私前澤はナポリチームということでいまナポリに居るんですよね!

guji Instagrambalcone di guji Instagramのアカウントにてストーリーやポストでその模様をアップしておりますので、そちらも是非ともご覧くださいませ。

そして、6月中にミラノ編・プーリア編・ナポリ編と投稿していきますので、良かったらお楽しみ下さいませ。

出張に来る前は、緊張と楽しみで眠れない日々が続いておりました。

日本からミラノに向かう道中は、何もないことを祈っておりましたが、羽田ーミュンヘンーミラノが、ミュンヘンからのフライトがキャンセル・・・

急遽チューリッヒ経由で向かうことになり、なんとか別便で向かっていたパリチームの西出と高階とミラノのホテルで合流できたのは深夜でした。

初めての海外出張で良い経験ができました笑

そして、実際に来てみて真っ先にお伝えしたいのが、毎日すごく刺激を受けまくりで、本当にイタリアに来させていただいて良かったですし、街並み、人、風景など全てが僕にとっては初めての体験で、もちろんイタリアのことは大好きでしたが、更に更に何十倍も大好きになりました!

本日はミラノ編ということで、ショールームの模様や実際にイタリアで体感して感じたことや傾向をお伝えできればと思います。

では早速、先ず一軒目に向かったのは僕たちにとって最も重要なジャケットブランドであるTAGLIATORE(タリアトーレのショールームに向かいました。

出迎えてくれたのは、オーナーであるピーノ・レラリオ氏の息子であるルカ・レラリオ氏。

彼がまたナイスガイでしてコレクションの説明を丁寧にしてくれました。

また、ショールームもかなり広くコレクションも圧巻のバリエーションでホント凄かったです。

キーカラーはホワイトやベージュ系とグレイッシュなグリーン、ピンク系もあり、特にショールーム中央で提案されていたグリーンとパープルの合わせは、最高にカッコ良かったですね。

実はプレコレクションでピックアップしたG-LIGHTという非常にライトウェイトに仕立てられたモデルの生地で新しいものを用意しておいて欲しいとリクエストさせていただいており、非常に良い生地がありました。

日本のメインコレクションでもう一度見れるので、またその時にもう一度見て吟味しようと思います。

次に訪れたのが LARDINI(ラルディーニ)。

25SSのテーマは“フレンチリヴィエラ”ということで、ショールームの作り込みが素晴らしく、世界観が一目でわかるディスプレイ・レイアウトになっていました。

色の差し方やラックの陳列方法など細部まで拘りを感じ、素晴らしいショールームでした。

この世界観を少しでも表現できるようにレイアウトチームに持ち帰りたいと思います。

また、日本ではあまり見ることができないATTITUDEというモダンラインは80年代スタイルをイメージソースにしており、ピエールカルダンのジャケットをモチーフに現代的に再解釈したジャケットが素晴らしくカッコ良かったですね。

このようなジャケットは点で提案するだけでは難しいので、先程申し上げたように世界感をしっかりと表現することが必要だと改めて感じました。

クラシックをベースにしているTAGLIATOREやLARDINIは、確実にブランドとして進化しており、日本でもそのことは聞いていたのですが実際に見てその傾向が著しく出ていましたし、カジュアルやドレス垣根なく考えているブランドだと思いました。

一気にそのイメージを表現するのは日本では難しいと思いますが、少しずつ、そしてgujiらしく提案していきたいと思います。

3軒目はma’ry’ya(マリア)。

自粛中はテレビ電話でセレクトしておりましたので、初めましてではないですが、実際お会いするのはもちろん初めてですので初めましてという、すごくお会いしたかった方々なのでようやくお会いできて良かったです。

ma’ry’yaのショールームは兎に角お洒落で可愛らく、マリアさんの柔らかく可愛らしい人柄が表現さているかのようなショールームでした。

同ブランドは代理店がなく直接仕入れですので、ピックアップもしっかりしてきました。

フェミニンで柔らかな雰囲気のニットをミックスさせたスタイルをbalconeでは提案していきますので、是非ともお楽しみにしていて下さい。

4軒目はSTILE LATINO(スティレラティーノ)のショールームに。

ringでの展開になるので、日本の展示会でもそんなにしっかりと見たことがなかったのですが、実は最近一着スーツを購入しまして、、、

着てみて感じたのはやっぱり着心地の良さ、襟の上りの美しさは段違いに素晴らしいですね。

そして生地のセレクションのセンスがホントに良くて、ヴィンチェンツォ・アットリーニ氏らしい華やかで洒落たコレクションでした。

また、STILE LATINOの別ブランドSIPARIOの部屋もあり、こちらは24FWから展開しておりますので、乞うご期待下さい。

1日目最後は、guji大阪でSHOP IN SHOPを展開しているスローウェアのショールーム。

今までのイメージとはガラッと変わっており、ブランド別で分けてレイアウトしているのではなく、ミックスしてトータルブランドとしての提案が新鮮でした。

テーマは“リヴィエラ”。

オケージョンに合わせたカラーパレットになっており、デザイナーズブランドのような見せ方になっておりました。

凄く良かったのですが、日本のINCOTEXの31モデルなどドレスパンツでしたりZANONEのキョートと言った代表的アイテムをプッシュするイメージとは全く異なり、スローウェアグループ全部で1ブランドでMDを組まれておりましたので、僕たちなり提案はしていこうと思うのですが、今後どう表現していけば良いか考えさせられました。

とはいえ定番アイテムは変わらず素晴らしいですし、僕たちなり提案していこうと思います。

2日目の半日はミラノでPAUL & SHARK(ポール アンド シャーク)のショールームへ。

こちらのショールームはもの凄く広く、日本ではあまり知られてないですが、かなりのビックブランドです。

24FWシーズンから再展開するのですが、ロロピアーナ生地を使ったアイテムでしたり、ラグジュアリースポーツなアイテムは非常に品が良く、圧巻のコレクションでした。

シルエット、素材は本当に素晴らしく、また価格もこなれた商品もあるので、今後僕たちの新たなアウターブランドの主力として、皆様にしっかり提案していきたいと思います。

僕がSTILE LATINOのショールームに行っている間にバイヤー高階がBARBA(バルバ)のショールームに行っておりました。

ジャケットをピックアップしてきたので、そちらも乞うご期待下さいませ!

また、夜はBARBAチームと会食。

ナポリ人らしい陽気でお茶目な人柄のレッロ氏のことがより大好きになりました。

まだ出張は続きますが、しっかり体感して実りある出張にしていきたいと思います。

次回はプーリア編で!

Ciao!!


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