パルマクオリティ🇮🇹!?
GIANFRANCO BOMMEZZADRI(ジャンフランコ ボメザドリ)&ROTA(ロータ)


またまた突然失礼致します。宮本です。

今回の出張の最後に訪れたのは、2019年以来となったパルマでした。

ここでは、ROTA(ロータ)とGFBことGianfranco Bommezzadri(ジャンフランコ ボメザドリ)の工場視察となります。

かつてringで展開をしていたこともあるROTAとernesto(GFBと共にエンリコ監修)の視察ということもあり、楽しみにしていた工場の一つになります。

その時は代理店の方とともに視察をしたのですが、それからなんと!7年の月日が過ぎています・・・早いですね(大汗)

ROTAに関しては大きな変化はありませんでしたので、こちらを改めてご覧いただくとしまして、本日はGFBを中心にご報告とさせていただきます。


午前はROTA、午後からはGianfranco Bommezzadriというスケジュールの中、両ブランドともイタリアのサルトのテクニックを最大限に活かしたものづくりが特徴のブランドです。

入ってすぐに大きな裁断機があるのかな〜なんて思いつつ、いい意味で裏切る手作業による裁断作業。*柄は手裁断、無地は機械裁断で切っているそうです。

この出張で目にしてきた工場では初めてとなる作業でした。

精度や生産性を重視する意味合いで多くのブランドが機械を取り入れている中、従業員の方のテクニックの高さを実感させられる一幕でした。

ちなみに、全て女性です。

芯地や裏地の裁断ももちろん手作業。

それぞれジャケットの色や素材に合わせて一つずつ選んでいるそうです。

芯地を縫い合わせた後、一旦仕上がりの検品行います。

そして、各パーツを縫い合わせるエリアにてジャケットを形成していきます。

未だ現役で毎日工場に立ってるというBommezzadri氏に自ら作業を実践頂くシーンも(感謝)

ここまでの工程を見ると、他の工場よりも手数が多いですね。

手作業で縫い合わせが必要な部分(襟、肩)は、内職者(10人ほど)にお願いしているようで、工場から各担当に送り、戻ってきたらアイロン作業へと入るようです。

実はこの方、違う作業をしていましたがこの撮影のためにフラワーホールの実演をわざわざしていただきましたm(__)m

この作業はできる方が限られており、熟練者のみだそうです。
仕上がりを見て一同感動。

そして、アイロン作業へと移ります。
この時点で工場の営業時間が過ぎており・・・スタッフの方もほぼほぼいない状態に・・・この作業も無理言って行っていただきました・・・m(__)m

袖、見頃、肩といったパーツ毎にアイロンをかけます。

工場はこんな感じです。
この奥にはアイロンエリアと縫いつけエリアがありますが、思っていたよりもコンパクトでした。しかし、生産効率を考えた動線となっていましたね。

ROTA同様に地域に根付いたモノ作りをされており、大量生産ではなく一つずつ丁寧に作られていました。
エンリコの人柄なのか、finamoreの時と同様に、職場も明るく良い雰囲気を感じましたね。

良い製品は良い環境に宿る?かどうかは分かりませんが、大切な要素であることには違いないのかなと・・・

最後に、(作業中の中わざわざ来て頂き)スタッフの方と📷


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