25年秋冬出張報告
メインコレクション Day1,2
皆さま、こんにちは。
gujiアシスタントバイヤーの脇川です。
ここ数日最強寒波というフレーズをよく耳にしておりましたが、大阪でも珍しく雪が吹雪いていましたね〜。
丁度その頃に2025年秋冬に展開する商品の展示会巡りに同行させていただきました。
gujiの中でもbalconeのセクションの展示会が多いタイミングで行かせていただいており、今回初めてお伺いした代理店さんでまた違った刺激を受けました!
というわけで本日は2025年秋冬シーズンのメインコレクションの様子をお伝えさせていただきます!!
初日はChristian Wijnants(クリスチャン・ワイナンツ)からスタート。
弊社のレディースbigliettaではお馴染みのブランドですが、大阪店の他にも昨年オープンした名古屋店でも展開しております。
大阪店は通路を挟んで店舗が分かれていますが、名古屋店は一緒の空間でご覧いただけます。
guji e bigliettaとしてメンズの洋服だけでなく、レディースを含めたファッション全般を楽しんでもらえるショップにしたいなと思います。
柄使い・色使いのセンスやニットウェアなど品の良さや女性らしい華やかさが共存したブランドはgujiの中にも違和感なく調和します。
そんなアイテムが来秋冬も並びますのでお楽しみに!
続いてはHERNO(ヘルノ)へ。
ブリティッシュというトレンドを取り入れたアイテムが多く、クラシカルな柄やハンティングジャケットのようなアイテムも多数ありましたがどれも色を抑え、エレガントな仕上がりになっていました。
スポーティーでスマートなアウターウェアはここにお任せしていれば間違いないという安心感がありますね!
今の時代を汲み取ったシルエットやパッカブルなど機能的アイテムなどが並んでおり、人気のダウンやコートといった定番品以外にも幅広いラインナップでした。
そして個人的なイチオシは25SSより始動する新生、Laminar(ラミナー)も要注目です!
大人のストリートとはまさにこういう感じかなと思わせてくれる、程よい遊び心に崩しすぎない上質なクオリティが絶妙です。
今までのスタイリングからガラッとは変えず、でも少し今の雰囲気にしたいといった要望に応えてくれるはずです。
変わらないために変化をしている進化をしているのが展示会でもしっかりと伝わりました。
そしてgujiのジャケットといえばTAGLIATORE(タリアトーレ)ですよね。
プレコレクションでほぼほぼバジェットに達していたため、、統括バイヤー高階がイタリアで確認してきたのもを再度チェックしプレで足りていない部分も埋まりました。
画像のようなグリーンのペーンがアクセントになった洒落たチェック!
めちゃめちゃ良い雰囲気です。
他にも色々と仕込んでおり、変わらず怒涛のバリエーションでお届けいたしますので楽しみにお待ちください!
そこまで待てないというTAGLIATOREユーザーの方は既にに店頭に並んでいる春夏アイテムをチェックしてください〜。
その他にも雰囲気の良いシャツアウターや個人的に大好きな il micio(イル ミーチョ)にも目を奪われました。。
ベルトは所有していますがいつかバッグもほしい。。
バッグといえばCISEI(シセイ)も見逃せません。
il micioと同じくフィレンツェでものづくりをされ、garoh(ガロウ)でもお世話になっている大平氏によるブランド。
gujiでも別注モデルを作成いただいたりと深く関わっていただいております。
色んな素材・カタチのバッグが種類豊富にありましたが、中でもこちらのスマートバッグの新型がsimple is the bestで素晴らしかったです。
こういうのが欲しかったという方も多いのではないでしょうか〜!?
ラストはAtto Vannucci(アット ヴァンヌッチ)へ。
こちらもgaroh tieを制作いただいておりますが、大人気で完売しておりますがもうすぐ追加分が届く予定です!
テーマは「ミラノ」。
グレーやブラウン、トープといったカラーリングが印象的でした。
そしてクアトロピエゲという四つ折りの技法はセッテピエゲよりも締めやすく、高級で柔らかな雰囲気も感じる一本が加わっていました。
どこかレトロな懐かしい雰囲気の柄など今の時代に凄く新鮮でスーツやジャケットに気負いなくタイドアップしたスタイルが気分ですね!
素材の裏をオモテ面として使っていたり、柄の配置構成などAtto Vannucci以外では見ることができないセンス溢れるネクタイをご用意いたします〜。
毎シーズンテーマをしっかりと物に落とし込み見事に反映されていて、その種類の多さ、そして継続されていることに改めてその凄さを感じました。
翌日はINSCRIRE(アンスクリア)からスタート!
こちらも弊社biglietta展開ですが、男性が着てもめちゃめちゃ良いんですよね。
『ファッションとは愛に溢れ、刺激的で、自由に楽しむべきだ』というデザイナーのコンセプトが素直に洋服で表現されています。
古着のアイテムをベースにしたようなものや、違うアイテムを前後や上下で組み合わせたドッキングデザインと個性的だけど見覚えのあるアイテムが洋服好きにはたまりません。
ルックのスタイリングも参考になりますし、女性がメンズっぽい合わせをしたりその逆もいいんだなと。
今まではショップで厳選されたものを見ることしかありませんでしたが、相当なサンプルの数がズラッと並んでおりまして一点一点拘りの一着を見るのは楽しかったです!
ファッションの醍醐味が詰まった素晴らしいブランドですので大阪・名古屋のbigliettaにてジェンダーレスな提案がしっかりと出来れば、ショップのイメージもアップデートしていけるのではないでしょうか。
それからbalconeで展開しているTHROWへと向かいます。
こちらも名古屋店では女性のお客様がご購入いただいたりしています。
というよりも他店さんではレディース展開がメインですよね。
こういった巻物やバッグなどの小物からジェンダーレスなアイテムをスタイリングに取り入れるのがおすすめです。
メンズにはない明るめの色やボリュームなどをしているとちょっとした違和感が産まれ、それがスタイリングのワンポイントとして凄く重宝します。
シャギーの質感などデイリーで使うのに丁度いい抜け感が絶妙に洒落ているんです!
上の画像のようなルックをまとめたものがあり、一気にブランドの世界観が伝わりやすくなります。
物だけではなくどう見せたいのかというのがとても大切で、それ次第では良い物も時代遅れに見えたりチープな印象を持たれかねません。
何となくこういう写真を見るだけでも、こういう合わせをしたいな〜と物欲とイメージが勝手に湧いてきますよね。。
大阪・名古屋の両ショップにてショップインショップという形で充実のラインナップでご用意しているSLOWEAR(スローウェア)はプレコレクションにてほぼほぼ決定しているので、メインコレクションから登場したものを厳選しピックしています。
パンツ・ニット・アウターそれぞれ専業の強みを活かした商品のクオリティーは言うまでもなくお見事です。
お客様も昔からこれを着てますといったお声も多く、安心して着用できるのでしょう。
美脚で快適といった願望を叶えてくれるtramarossa(トラマロッサ)からも新型が出ており、また今までと違う層にも響きそうでした。
コスト度外視でラグジュアリーなカットソーを作るStefan Brandt(シュテファン ブラント)からはまた贅沢なスウェットが存在感を放っていました!
皆様お馴染みであろうジャケットブランドの背景をもった新ブランドもご紹介いただきましたが今回は見送りに。
どのようなショップにしていきたいのか、どういったものが求められているのかといったことを展示会を通して考えていましたがオーダーも締切が迫っておりますので早急に決めなければいけません〜。
お次は個人的にもカジュアルな足元はほぼこちらといったREPRODUCTION OF FOUND(リプロダクション オブ ファウンド)。
バイヤー陣も皆好きで、特に画像の一足には皆んな反応が◎でした。
マッケイ製法で作られたレザーソールでして、コバの張り出しもなくシャープな印象です。
スニーカー感覚で履けるレザーシューズの究極と言っても過言ではないのでしょうか。
テック系のボトムスなんかにも凄く良さそうです!
シューズ以外の小物も加わっており、この辺りも気になりました。
記載するのを忘れていたのですが一日目の後半から大先輩小林の歩き方に異変が。。
どのタイミングかわかりませんが捻挫というアクシデント。
写真では伝わりにくいかもしれませんが左足は完全に言うことを聞いておりませんでした。
東京って坂が多くてアップダウンが厳しいですよね〜と思いながらも、その痛そうなシーンをブログに使えるネタとして盗撮してしまっていました。
そしてbalconeでは複数ブランドお取り扱いさせていただいておりますHJMへ。
こちらもプレでいくつかオーダーしているのでがメインでご用意されていたものもめちゃめちゃ良かったですよ!
洋服とアートブックやポスターなどが良い感じに融合されたセンスとどこか落ち着く雰囲気が素敵です。
RENCONTRANT(レンコントラント)ミックスニットは只々洒落ていましたし、人気のフォックスシリーズからは新色もオーダー予定。
そして moncao(モンサオ)では度肝を抜かれるアイテムが。。。
何とシルクフリースという今までに見たことないファブリックでした。
お値段もしますがこの価格は良心的と思える一着で、争奪戦になるかもしれません!
オススメの着用の仕方も伺ってきましたので、店頭でお伝えいたします。
是非その優しさに包まれてください。
ニューアイテムではこちらのストールが。
さらっと巻くだけでムードが出せて、素材はカシミアのためタッチも◎
昼にはringチームが一足先に訪れていて同じくこちらもピックしていたそうで、どちらかでは展開することになりそうです!
力の抜けたこれ見よがしではないリラックスしたムードと控えめだけど確かなパッションを感じる商品群はとてもクールに映りました。
ここまで1,2日目と長くなりましたがお付き合いいただき有り難うございます。
3,4日目へ続きます。