実りある出張へ①
海外出張報告 ミラノ編


こんにちは。 gujiの高階です。

つい先日まで海外出張に行って来て、本日は、biglietta(レディース)の仕入れで東京に日帰りで来ております。
ミラノやパリよりも、京都が一番寒いですね…

海外出張であまりトラブルに遭ったことのない僕ですが、今回はいつもと違い最初から色々とありました。。

海外出張の行先は、ミラノとパリ。
今回は工場見学の予定は無く、PITTIの予定も無くしたスケジュールで、日本の正規代理店の付いていない海外での直接仕入れをすることと、新規ブランドの発掘が主な目的で行って来ました。
なので、メンバーは僕と通販のボスの西出のみでして、その模様をYouTubeでVlogのような感じで撮る予定でした。

ところが、出発の当日深夜に西出から連絡が入り、家庭の事情で急遽僕1人で行くことになりました。
ですので、YouTubeの撮影も無くなり、インスタライブを出来る限りになるかなと思っていました。

当日に、航空会社から出発の遅延の連絡もあり、パリでトランジットを予定していたので、ミラノ行きの飛行機に間に合うのかどうか微妙な時間でした、、
この短い時間で、かなり大きいパリの空港だと、荷物ももしかして・・・汗汗
下手したら、僕自身もミラノにも着けず、荷物も出て来ないみたいな、、しかも1人…
最初から雲行きの怪しさがより感じていましたので、次の日の分の洋服だけは手荷物に入れて関空へ向かいました。

何度も海外に行かせてもらっているにも関わらず、まず最初の失態を犯しました。。
いつもお世話になっているma’ry’yaのデザイナーのマリアさん夫妻に液体のお土産を買って来ていたのですが、トランクに入れるのをすっかり忘れており、手荷物検査で引っかかり、捨てるか再入場か、、涙

捨てる訳にいかないので再入場を決断し、既に預けてしまっているトランクには入れられないので、フロアの奥の方に国内配送が出来る窓口まで向かい、そこで小さい段ボールを購入し、それにお土産を詰めて再びそれを預けて、再度手荷物検査をして免税フロアへ、、

遅延していたので時間は全然大丈夫でしたが、既にかなり疲れてしまいました、、
一息付いていると関西の取引先さんに遭遇し、同じ便に乗るとのこと。
しかし、その方はパリで降りるみたいで、僕のトランジットのことを伝えると、それはかなり難しいのではと。。
仮に、入国審査が混んでいたら、絶対に間に合わない短さでした。

色々考えても仕方ないので、いつも通り機内の感動映画でボロ泣きしてデトックスしてそのまま寝ようと思っていたら、大した映画が無くアクション物ばかりで、しかも寝れない… しまいには、テレビが急に壊れて見れなくなりました、、驚
ただ、それをCAさんに伝えたら、空いているビジネスクラスに移動させて頂きこれはラッキーでしたが、気がついたらもうパリでした、、


パリに着いたら、あまり混んでいなかったのですがダッシュ。
呼び出しまでありましたが、何とかミラノ行きに乗ることができたのは良かったのですが、その飛行機の中で、これは絶対に荷物は乗ってへんやろろなと。。。

ミラノに着き、バゲージフロアで待っていましたが、僕含めて最後の2人になっても出て来ず、それでレーンが止まり、、
初めてのロストバゲージ…
あーーー、、やっぱりな。。

その後のミラノ空港の対応が物凄くてきとうで、嫌々で、雑でして、不安が募るばかり。。
明日の昼には空港に届くとのことで、次の日の夜の便でパリに向かう予定だったので、そこで受け取るということになりました。。

次の日分の服だけ手荷物に入れておいて良かったのですが、とても不安なままホテルに着きました…

と、ここまででもこんなに書くことが、、
肝心の仕入れのことをここからはお伝えします。

ミラノでは、TAGLIATOREでPINOさんに近況報告をしに行き、LARDINIは現地でしか付けれないモデルをオーダーしに行き、ringの展開のTEN Cが直接の仕入れになりましたのでオーダーしに行き、Paul&Sharkも現地仕入れですのでオーダーをしに行きました。
本来は、もっと既存ブランドのショールームを周りたかったのですが、行く時間が無いのと、既に日本の代理店の皆さんは帰国している時期でしたので、最小限に抑えて、不安の残る空港へ早めに行くことにしました、、

やはり、TAGLIATOREは良いですね。
変わらない良さと、新しい色やデザインの発信もあり、来年も安泰ではないでしょうか。

LARDINIもかなりカッコ良く、よりモダンラグジュアリーな提案になっており、アダルトになり過ぎないバランスがとても巧く、個人的には一推しなブランドと言えます。
単純にTAGLIATOREには無い、シュッとしたカッコ良さが際立っており、gujiとしてもこのブランドを推していくことは、ベースをブラさずに進化していけるのではと思っています。



TEN C、Paul&Sharkはどちはもアウターブランドですが、全く路線が違います。

TEN Cのモダンでありながら、トラッドな要素の取り入れ方と、素材への追求は他のブランドとはかなり違い、単純にカッコ良く、雰囲気も凄く出るので、一枚で成立してしまうブランドです。
ringでも今後はアイコンにしていきたいブランドの一つです。
ガーメントダイの素材感もとても巧く、シルエットやデザインも申し分ありませんでした。

Paul&Sharkは、ラグジュアリーダウンとして、ミニマルなデザインに、見た目で分かる素材の高級感が出ており、イタリアらしい色艶も感じます。
これこそ、イタリアの華を感じるブルゾンブランドでしょう。
あとはお値段ですね、、

どちらも、それぞれの方向の中でとても良いと思います。
昨今、暖冬のせいもありダウンの在り方も変わって来ました。
もちろん、ダウンだけで無いアイテムのセレクトも増やしていますので、お客様がどのテイストでブルゾンを着て行きたいかの判断がまず必要かと思います。

僕としては、どの路線でも全く問題無いと思いますが、やはりアダルトになり過ぎず、カジュアルになり過ぎない、ミックスなスタイルがお勧めですので、そんな提案を gujiとringで今後は発信して行きたいと思っています。


来季の色の傾向はライトグレー、トープをメインカラーに、チョコレートブラウンとモノトーンが入り、挿し色にボルドーやグリーン、ブルー、オレンジ、イエローなどが主体になるかと思います。
gujiとしても、カジュアルな合わせも含めて、これらの色を使って行く予定です。
特に注目はブラウンですね!

イタリアをもう少し見たいと後ろ髪引かれながら、今回はこの一日のみで、夜便でパリへ向かいます。
ホテルで手荷物を引き取り、問題の空港へ。。
空港に着いてから早速、届いているはずのトランクを受け取りに行くと、、


なんと、あんなに言っていたのに届いてない‼︎
しかも、今日の23時に届くと思うみたいな、、
マジかぁと思いながら、空港のスタッフの適当な態度にも冷静になりながら、パリのホテルに届けてくれと伝えましたが、滞在期間も聞かないし、ホテルの住所も聞いて来ない。。
ええ加減にせーよ!と言いかけましたが、こんなもんなんかなと思いながら、色々と2時間ぐらい現地でのやり取りと諸々サイトからの連絡を駆使して、ものすごーく不安になりながらパリへ向かいました。

ここで、また失態を…
手荷物しか無いので、預ける荷物は無いことに安心して、子供が大好きなSanta Maria Novellaのシャワージェルを購入したことを忘れていて、そのまま手荷物検査へ、、汗
当然ですが、捨てるか再入場かまた選択することになり、再び外に出て、バックパックの中で衣類でぐるぐる巻きにしてから、その鞄を預けるという、、
同じことをまたしてしまいました…
かなり自暴自棄にもなり、疲れ果てて、ようやくパリに到着しました。。

実りある出張へ②パリ編に続きます・・・

実りある出張へ②海外出張報告 パリ編はこちらから


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