『gujiの縁側』
「合間」のイタリア
つい先日にイタリア出張から帰国したばかりですが、既にかなり前のことの様に感じます。。
いつも出張報告と題して、来年のトレンドやラインナップ、ショールームの風景などをblogでご紹介していますが、お客様やスタッフからのリクエストもあったので、今回はその 「合間の時間」をゆる〜くご紹介したいと思います。
今回の出張は、PITTIも2日目から入り、パリも行かなかった為、8泊10日の日程でした。
前回はパリまで約2週間の期間だった為、短く感じました〜
飛行機は今回もドイツのLufthansa。
個人的にはシートやサービスも気に入っているので、快適な旅になるかと思っていました・・・
実は、出張2日前から風邪をこじらせ、出発当日が平日の夕方便だった為、朝一に病院に行き、ぶっと〜い注射を打ち、10日分の風邪薬を貰ってから出国しました。
飛行機の中では悪寒で一人だけアウターを着てブルブル震えてました 震
毎回の飛行機の中での楽しみは何と言っても映画です。
最近、邦画にハマっているのですが、今更ですが「君の膵臓を食べたい」通称”キミスイ”を見て、CAさんに大丈夫ですか?と言われるほど号泣してしまいました 涙涙涙
おかげで、マスクも濡れて保湿になり喉は潤いましたが・・
そんなことはどうでも良い話ですが、イタリアに着くと気分の高揚と共に体調も日に日に良くなり、何度来ても感動を貰います!!
フィレンツェは街ごと世界遺産の為、石畳の街並みや高さの無い建物、同じ建築物が多いので、下から見ても上から見ても凄く纏まりがあり、素敵な街です〜
そんな街並みを横手にPITTIやショールームに向かいます。
一日の仕事が終わると、夜ご飯になります。
イタリア人は文化なのか、18時以降はかなりやる気が無くなり、早く仕事を切り上げようとします。
僕達は日数も限られている為、出来る限り仕事を行い、一度ホテルに戻ります。
ホテルというか、今回は3人部屋のレジデンスで宿泊していまして、兎に角PITTI会場から近い場所に滞在していました〜
夜はいつもお世話になっています代理店の方々にお誘いを受けまして、色々な場所にご招待して頂きました!
フィレンツェと言えば、トスカーナの肉です!!
そう、ビステッカです!!!
半ナマというよりほぼナマ肉を一人当たり相当量が運ばれて来ます。
これが、なんとも言えない絶品なのですが、日本人には量がキツめでもあります・・・
イタリアでしか味わえない味の一つです!
イタリア料理では必ず、食後にドルチェ・カフェ・リモンチェッロやグラッパなどの食後酒が出て来ます。
濃いめのお肉料理の後のドルチェは最高です!
全くアルコールは強くないのですが、ワインやリモンチェッロを頂き半分記憶が無くなりながら、男3人部屋に戻って行きます。。笑
お仕事の延長の会食でもあるのですが、代理店の方々やイタリアのメーカーの方々がとても親切に和ごまして頂けますので、イタリアを楽しんでいる瞬間の一つになります。
関係先の皆様方、本当に有り難うございました!
所変わって、ミラノはフィレンツェに比べ、かなり都会になります。
有名なファッションストリートとしてはモンテナポレオーネ通りなど、イタリアの華を感じる街です!!
何度来ても、日本に無いファッション文化を感じます。
イタリアは雑誌媒体が少なく、それぞれが街を歩き、ウインドウ(VP)を見て、気に入った場所に入り、接客を受けて購買に繋がるケースが多いみたいです。
日本は雑誌媒体などの影響も大きいのも事実ですが、自分の目で見ることはとても大切ですよね〜
少し入るとこんな道もあり、兎に角歩き回ります。
イタリアでは、平均一日約10キロは歩きます。
ですが、なぜか清々しさを感じます。
足元は、犬の糞が多数なので要注意ですが・・汗
ミラノでは毎回必ず会食をするメーカーさんや代理店さんがいます。
そして、必ず行くイタリア料理屋さんがあります。
画像一番上のアラビアータはとても辛いです!!辛辛辛
ですが、とても美味しいんです!!!
そして、BARBAチームとの会食も恒例になっています。
BARBAの方々は全員、凄く気さくで良い方ばかりで、笑いが絶えません!
guji東京オープンの際は、わざわざイタリアからお花も送って頂いたり、こんなしょぼい僕達をとても良くして頂くので、感謝の気持ちしかありません!
人の良さが、今のBARBAの物の良さとして出ているのかもですね〜
個人的には初めて行った「trattorìa milanése」。
クラシックでありながら、イタリア料理定番のオッソブーコなど、これぞイタリア!と身にしみました・・
早めにホテルに戻った際は、全員でホテルのラウンジでビールを飲みながら、一日の振り返りや、今後のブランドの方向性など、”マジ話”をします。
弊社の代表は殆ど覚えてないみたいですが・・笑
僕が個人的に一番大好きで、イタリアの楽しみの一つなのが、「Trattoria del Pescatore」での会食です。
このオマール海老とトマトのカタラーナは世界一美味しいと言っても過言ではありません!!
また、味だけでなく、その豪快さはまさにpescatóre(漁師)です。
いつも、ma’ry’yaのデザイナーである、マリアさんご家族と楽しいひと時を過ごします。
当然ですが、出張は楽しいことばかりでは決してありません。
眉間にしわ寄せている時間も少なくは無いですが、そこかから生まれるものは多くはありません。
僕達は出来る限りイタリアを感じ、触れ合い、楽しむことを意識しています。
それが、仕事の質に反映されると信じているからです。
ですので、「合間の時間」を出来る限り有意義に過ごす事はとても大切に思っています。
来年の秋冬も素晴らしい商品群が揃うことをお約束して、今回はこの辺で・・
明日は、MARNIの2回目のご紹介です!