Maine brandへ‼
kolor/BEACON(カラー・ビーコン)
突然ですが、本日は一息を兼ねて、今季から展開のkolor/BEACON(カラー・ビーコン)のお話を・・・
実は展開迄には、少し時間を要しました。
というのも、gujiではbalcone(バルコーネ)で展開しているブランド達はまだまだ告知も浸透も出来ておらず、イメージも薄いのが現状です。。
gujiは10年前からイタリアのクラシックブランドをベースに少し遊びを感じるモードなエッセンスで、色艶を表現してきました。
ですので、モード全開のブランドは展開実績も少なく、お客様からはgujiのイメージには無いのかもしれません。。
イタリア・パリでは、モードやストリートブランドは今や全盛になっています。
行く度にスニーカーショップやストリート要素の強い新しいお店が出来ている反面、昔からあるクラシックな有名セレクトショップが閉店していたり、その流れの強さは年々強まってきています。
日本でも、今やストリートブランドは復活したと言っても過言でない程の人気が出ていますが、アメリカ・イタリア・パリの流れが遅れて入って来たことも事実かと思います。
僕達balconeが表現して行きたいことは、どこまでも「大人の服好き」な方へ向けたスタイリングとコンテンツです。
また、クラシックな要素を様々な方向から感じ取れる、カテゴリーで有りたいと思っています。
海外での表現をそのままして行くというより、gujiのコンテンポラリーな提案を「モード」、「ストリート」なテイストを軸に常に追い続けるカテゴリーでもあります。
ですので、該当するブランドの選定には賛否がまだまだあるのかもしれませんが、僕達バイヤーが面白いと思う直感も多分にありますので、徐々に成長していけてらなぁと、緩く!?いえ、真剣に考えております(汗)
と、話が少し脱線しましたが、その「モード」や「ストリート」なブランドのイメージがまだまだ弱いgujiでは、そのテイストのブランドの取引様にも知られていないことが多く、力不足を痛感しております。
反面、自分達の目でしっかり物を判断して、少しずつ育てて行けるなぁと楽観視していたのですが、簡単には取引をして頂けないことも多々あります。
勿論、お財布の問題も・・(汗)
それでもどうしてもと思い続けていたブランドの一つがkolorでした。
やはり、直ぐには展開は出来ませんでしたが、いつもお世話になっている他ブランドの営業の方のご協力の元、なんとかお話する機会が出来ました。
また、展開する上でのハードルの問題もあり、微力なbalconeでは不安もありましたが、コレクションを初めて拝見させて頂いた際にその不安もすっかり無くなり、いつもの僕達の取柄でもある”ノリ”が発揮できました(笑)
そして、先週の木曜日に秋冬のコレクションを初めて拝見させてもらう為、東京まで行って参りました!
そこには驚くべきことが待っていました。。
kolorにはランウェイなどショーに特化した常に新しい提案のある「kolor」と、定番などをベースに”大人の遊び着”として、よりデイリーに特化した「BEACON」の2つのラインがあります。
kolorに関しては、展開店舗を限りなく絞り、コレクションブランドがより表現出来る箇所での展開になります。
balconeは2017年春夏はBEACONラインでの展開です。
いつか、kolorラインも展開出来るようにと、野望を抱いておりました。。
東京のプレスルームで席に着いてお話を聞いていると、kolorの説明が主でBEACONの説明はほぼ皆無でした。
何故だろう・・・
と、思っていたのですが、突然ですがbalconeでもkolorラインの展開が2017年秋冬から出来ることになりました!!!
理由は、、、
色々あるのですが、運が味方になったのかと・・(汗)
理由はともあれ、やはりランウェイのコレクションラインは更に良いコレクションで、テンションがアゲアゲになり、鼻息も荒くなりました!!
その内容を少しだけ本日はご紹介しますね~
サーフィンで使用するウエット素材をベースにライダース型のこんなブルゾンや、、
ランウェイでも一際目立っていた、こんなブルゾンも、、、
また、ボンディング素材を使用し、こんなパッチワークが採用されたコートや、阿部氏直々に探した、珍し~いテキスタイルを使用したこんなジャケットとパンツのセットアップなどなど、、
kolorの次のシーズンのトピックスはパッチワークがメインです。
全体的にコンサバティブなデザインが増えた印象ですが、「仮にガラスが割れて、それにカッコよく蓋を閉めるのであれば、kolorならどういった表現をするのか」がテーマなので、パッチワークな手法を用い独自性を強く感じるラインナップです。
balconeではクラシックなテイストを、ストリートやモードなテイストをMIXさせ、「大人の遊び着」として表現するのは得意?なので、次のコレクションが店舗に並ぶイメージも膨らみます!!
balconeのMaine brandでもある、Mando(マンドー)のコレクションを見る際も、デザイナーのクリエイティブな感覚が強く伝わるのですが、kolorからも、大きな創造性を感じます。
今後、balconeのMaine brandの一つに成るべく、大切に展開をして行きたいと思っておりますので、是非今後もご期待ください~
4月にはBEACONラインのコレクションもあるので、そちらでもセレクトしてきます。
2017年春夏の既に納品が始まっているKolor/BEACONから来季2017年秋冬のkolorとKolor/BEACONを今後もご期待ください~!!