『五感Visual』playback‼︎ ｜ balcone di guji（バルコーネディグジ）公式ブログ

news2017年1月7日

『五感Visual』playback‼︎

遅くなりましたが、、、

明けましておめでとう御座います！！
旧年は大変お世話になりました。
今年はguji新店舗オープンも控えておりますので、元旦から鼻息荒く過ごしております！
本年も宜しくお願い致しますm(__)m

久々のblogの公開です。
弊社の各セクションのblogの表示形式が変わったのは気付かれました!?
スマホ対応に全て変更し、今までとは違う見方が出来、より見やすくなったと思っております。
おそっ！と言われそうですが、僕達からすると一つの進歩で、一歩ずつ着実に変われたかなと思っております(汗)

久々公開の本日は、商品のご紹介で無く、昨年店舗で行ったディスプレイを振り返って見たいと思います。

各blogで、自ブランドの店舗ごとのvisualを振り返っていますが、balcone(バルコーネ)では、ブランドの枠を超えて今季のトッピクスである『五感visual』を振り返ってみようと思います。

そもそも、何故、五感を感じるvisualを作成しようと思ったのか‥

事の経緯を簡単にお伝えしますと、弊社では店舗ディスプレイを通じて『発信』に重きを置いております。
昨今、様々な店舗やブランドが増え、益々激戦というより、各店舗の色（違い）が見えなくなってきているかと思います。

株式会社グジグループの各ブランドで、より自分達が発信したい自ブランドのイメージを分かりやすく発信すると共に、他業種と連動をさせて表現させようと思い立ち、今回の『五感visual』に行き着きました。

半年に一度、数名いるビジュアル担当から2名を選抜し、世界の表現の先駆者達が力を入れて表現している東京へビジュアルリサーチに行きます。
僕個人は海外でのリサーチに行かせてもっらているので、東京地域をビジュアルリサーチだけでじっくり見に行ったことはありませんが、出張に行ったスタッフのプレゼンテーションを聴くと、全くヨーロッパにも引けを取っておらず、世界的にも先を行っている素晴らしいビジュアルが多数あります。

その東京で感動し、出張に行ったスタッフが影響を受けた事例から発案し、形として各店舗で表現をしてみました。

五感は「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」から成り立ち、人間の感覚全体を指します。
その感覚に各ブランドのイメージや表情で訴えかけることをテーマにして行ってみましたが、予想はしていましたがとても難しく、どこまで訴えられたのかは不明です・・（汗）
ですが、確実に店舗の表情は変わり、面白みを増す事出来、ブランドの新しい表現が出来ました。

第１回目はbiglietta大阪で行った、『嗅覚』。

今回のビジュアル作成で大きな収穫は、他業種の方とのコラボレートでした。

この『嗅覚』では、いつもお世話になっている植栽業の方のアイデアや技術をお借りして作成しました。
僕達の感性とは違う感性を感じ、より鼻に訴えるVP(ウインドウ)が出来たかと思います。

fullsizerender

こちらはsalotto di gujiで行った、MACKINTOSHとglobetrotterで表現した『触覚』。

昔ながらの素材から触れる感覚を感じてもらおうと思い、MACKINTOSHとglobetrotterのarchiveモデルをお借りしました〜
見た目で感じる生地感は今の時代では表現できない、伝統と拘りを感じてもらえたかと思っております。。
『触感』のテーマは一番、作成に悩みましたが、伝統のあるブランド力を再認識出来ました。

guji大阪で行った、『聴覚』は新規展開のcoherenceで表現しました。
元々、coherenceで表現されたモデルの背景には必ずモデルになる人物が存在し、その方をイメージした音源もデザイナーが予め選んでいます。
ですので、その音源を店舗で流し、商品を分かりやすく着せているだけで、耳に訴えるVPの作成が出来ました。

元々のブランド自体のコンセプトや背景、そこからの商品の拘りある作り込み全ての完成度の高さを感じました。