『gujiの縁側』極私的収集物32
~春夏シーズンは秋冬の支払いが立て込んでいるので、買い物が控えめにならざるを得ない編~
表題がすべてといっても過言ではない、私オンライン担当の西出。
支払いタームとしては2020年6月くらいに良い感じに借金が減ってきて、年末12月くらいには元通り膨れ上がっているというのを毎年繰り返しているわけでして、昨年も例年通りの感じ。
なので、私の購入余力は今極めて低いわけでして、その中から何を買うか?何を個人オーダーするか?というのを半年前からじっくり吟味しているわけですね。
そういった理由から必然的に春夏シーズンのお買い物は極めて現実的といいますか、保守的といいますか、面白みに欠けるといいますか・・・汗
・・・という言い訳もそこそこに、2021S/Sシーズン一発目はこちら↓
(髪、伸ばしています)
COMOLI(コモリ)のカシミア×和紙のカーディガンジャケットです。
和紙の繊維を用いて糸を紡績し、ニットなどに使用するテクニックは日本のブランドが得意としている・・・というよりそもそも和紙なので日本の技術なわけですが、gujiで取り扱っている他のブランドでもちらほらみられるので、知る人ぞ知る技術というところでしょうか。
コットン×和紙、ウール×和紙、レーヨン×和紙など組み合わせる繊維は様々ですが、概ね和紙の混率は30~40%くらい。
このCOMOLIではカシミア60%、和紙が40%というバランスです。
ベースの繊維の特性を残しつつ、和紙ならではのドライなタッチ、吸水性や放湿性を加味するにはこのくらいが良いという感じなんでしょう。
サイズは3にしました。
デザイン自体はカバーオール、カーディガンのように軽く着られる感じの仕上がりで、インナーが薄くなる時期でも確保された通気性によって涼しく着られると思います。
COMOLIらしいリラックス感が感じられるアームのバランスやウエストの雰囲気、凄く素敵だと思うんです・・・が、今回もgujiオーダーに乗らずでパーソナルに。
黒しか展開が無かったので、春夏シーズンにはちょっと重く感じたのかもしれません・・・。
適当にサッと羽織っていい感じで着られるタイプかと思います。
ニットではないのでだらりとなり過ぎず、ラペルなどエッジを効かせたいところはシャープさを残しているところが素敵ですね。