『gujiの縁側』
洋服談義
こんにちは。 gujiの高階です。
2021年春夏の商品紹介が始まったbalconeですが、本日も大阪店前方のポップアップスペースはセールから新規商品に衣替えを行なっています。
今季は、コロナの影響により納品が少し遅れてますが、balcone展開ブランドは順調に納品があるように思えます。
という事で、この春夏の一題仕入れテーマを皆さんにお伝えしたいと思います。
まずguji全体のテーマは、
『Leggero ed elegante』〜軽妙洒脱〜
今季もライトなスタイルが全盛してきますが、その中でも華やかにお洒落にというのが大きなメッセージです。
そして、balconeのテーマは、
『classic』~French Mix~
トラッドなディティールや素材を用い、トレンドであるフレンチカジュアルをbalcone流に発信出来たらと思っています。
例えば、MandoやCOMOLI、ZINSなどはそういった要素が強いかもしれません。
細かく伝えていくのはまた今度にして、、、
いつもこういったテーマを作成してスタッフに落とし込むのですが、この時代、テーマを伝えてもピンとこないスタッフも増えてきました。。
確かに、僕達と洋服屋としての過程も大きく異なりますし、いきなりこう言われてもピンとこないのも頷けます。
また、毎日の他の業務に追われ、僕達バイヤーやキャリアのある先輩達と洋服の話が出来ていないと感じています。
アシスタントバイヤー庵住
gujiは社長からバイヤーも含め、全員店頭に立っています。
大手さんのような、自分のデスクは持たず、店頭で作業もするのですが、接客は社長筆頭に物に携わっているバイヤー達から積極的に販売するのが大きな方針です。
ですので、洋服の話をする機会はあるはずなのに、恥ずかしながら、しっかりと話が出来ていないのが現状です。。
いざ、毎日を過ごしてみると、なかなかそういった話をするタイミング?も無いので仕方ないと決め付けて過ごしておりました。
アシスタントバイヤー小林
それはまずいと改めて思い、先日、岩佐とアシスタントバイヤーの庵住と小林、またバイヤー希望の前澤と、高階で『洋服談義』と題して今期のテーマを題目に、ゆる〜い空気感で話してみました。
話を聞いてみると、やはり世代もそれぞれ違う環境で育ってきましたので、それぞれの感性が入り混じった話し合いになりました。
僕と岩佐のベテラン組は緩く考えていた部分も、若手達の方がしっかり真面目に考えていたりとか・・汗
“gujiの次の代表的なスタイリングは?”
“balconeは今後、どういう見栄えのカテゴリーにしていきたいですか?”
などなどの質問もあれば、ベテラン組から、
“次の春夏はどんなスタイルしたいの?”
“今、注目しているブランドは?”
などなどの話や、レディースのトレンド事情の話など、何でもありの会話になり、結局纏まりのある話し合いではありませんでしたが、こういうことが大切なのかなとも思いました。
バイヤー希望 前澤
最後に若手達に、
「今日はどうやった?またやったほうがいい?」
と聞くと、
庵住「そうですね、積み重ねですね。」
と、上から・・笑 でも、そう言ってくれるのは嬉しいですよね。
後輩達に伝える上で、この方法が正しいとは思いませんし、どれが良いのかも分かりません。
売れたら何でも良いみたいな、売上至上主義になりそうな、最近のこの厳しい市況。
確かに、売り上げはとても大切で、お客様に認められて頂かないと商売にもならないですし、洋服屋ではないかもしれません。
ですので、基本的にオリジナルが無く、外部仕入れのみの展開しかしていないgujiこそ、スタッフにもっと洋服を発信する力を持ってもらい、お客様に洋服の楽しさや素晴らしさを強く発信していかなければ、続いていかない時代なのかもしれません。
昔のセレクトショップはそうだったかもしれません。。
ですが、今は昔と違い、様々な発信ツールがあります。
ということで、まずはその発信元をしっかりさせる為にも、今後も他スタッフ達と『洋服談義』を何かしらの形で出来たらなぁと・・
そんなgujiのバイヤーやアシスタントバイヤー達が手掛ける、本体のgujiブログ、このbalconeブログ、gujiのドレスセクションのsalottoブログを今後共、末永く宜しくお願い致します〜
明日は、商品紹介です!!