『gujiの縁側』 極私的収集物8 ~眼鏡編 其の二~
やっぱり家にウィスキーのボトルがあるとだめですね・・・。
お酒を飲む日数は変わらずとも、量が飛躍的に伸びつつあってこれからどうしよう・・・と思っている最近ブログを始めたオンライン担当の西出です。
三回蒸留の癖のないスッキリとした味わいが素晴らしいアイリッシュウィスキー『ジェムソン』の日本オリジナルボトルを購入して以来、リピートを繰り返しながら着々と消費を進めてしまっています。
そして現在愛飲しているのは「ジェムソン カスクメイツ」。“スタウトビールの熟成に使用した樽でフィニッシュしたウィスキー”というのがカスクメイツの特徴でして、カカオやコーヒー、バタースコッチ、微かなホップなどのフレーバーが加わった、リッチで複雑な味わいです・・・というのがオフィシャルの文言ですが、一言でいうとスッキリ感は残しつつ、より奥行きのある味わいになっているというところでしょうか。
甘みに近いまろやかなタッチとクセまではいかない風味の豊かさが今気分です。
ということで表題について。
第一回の極私的収集物でもご紹介した眼鏡、また最近少し購入しているので、こちらでご紹介します。
アレッと思われるかもしれませんが、JINSのものです。ジンズです。そう、あの格安?眼鏡メーカーであるジンズのもの。
正直普通のラインナップのものには興味はわかなかったんですが、プロダクトデザイナーとコラボレートしたデザインプロジェクトなるモデルを発表していまして、それは気になっていたんです。
その第一回はジャスパー・モリソン。HALチェアシリーズやコルクのスツールあたりが代表作でしょうか。
そんなジャスパーのシリーズはニュー・ノーマルということで、ベーシックなスタイルを再構築したモダンなモデルでした。
実際にショップに試着にも行きましたし、いいなぁとも思いましたが、ちょっと素材が好みではなく断念。
そして第二回のコラボレーション、それが画像のラウンドタイプです。
第二回のコラボレーションはインダストリアルデザイナーであるコンスタンティン・グルチッチ。こちらも照明やチェアなど、多岐にわたるデザインで人気を博しているデザイナーです。
ジャスパーもグルチッチも、実はgujiのインテリアで使用している照明やチェアをデザインしていますので、ショップとの親和性もあるかな・・・と。
ということでかけるとこんな感じです。
グルチッチのコレクションは“オールラウンド”と銘打たれていますので、全てがラウンド型のフレームです。
様々なものからインスパイアされたデザインになっていて、一言でラウンド型といっても雰囲気が全く違います。
私が購入したのは二本。この“インレイ”モデルとこの後ご紹介の“カートゥーン”モデルです。
このインレイは写真ではわかりづらいかもしれませんが、ブリッジやヒンジ部分に溝をつけ、パーツの組み合わせと埋め込みを表現しています。
実際は一体成型なのでパーツはわかれていませんが、何となく雰囲気はあります。
そしてこちらが“カートゥーン”。
やや小ぶりでクラシックな老人がかけているような雰囲気ですが、イメージは「フェルトペンで書かれた漫画のような線」ということらしいです。
ブリッジとフレームが重なり合うようにデザインされているのが特徴です。
両方ともちょっとかけづらいかな・・・と思われるかもしれませんが、なかなかどうしてスッキリしているので意外と万人に似合うようにモデリングされています。
さすが世界的に活躍するプロダクトデザイナーというところでしょうか。バランスが凄く秀逸でして、かけ心地も◎。ヘタなインポート眼鏡よりも格段に上なんです・・・。
プライスもクリアレンズ込みで税込み5,400円!!私ペルソールやバートンペレイラ持ち込みでクリアレンズに変えていますが、作業料とレンズ費用でそのくらいかかっていますので、本当に凄いですね・・・汗。
ちなみに第三回のコラボレーションとして、建築家ミケーレ・デ・ルッキを起用、11/22より発売されるそうです。
こちらも要チェックですね。
過去記事です↓