『gujiの縁側』
balcone di guji×ring!?
僭越ながら、この度balcone di gujiのバイヤー”T氏”からご指名を受け、当ブログを書かせて頂く事になりましたサプライズバイヤー!?ことring東京の宮本と申します。
ringのブログでは、度々オリーブ大好き宮もっちゃんなんて愛称でイジられておりますが・・・いざ畑の違うブログをしたためるとなると何だか緊張しますね(笑)
それぞれのスタッフの視点で書かれていた過去三回のブログでは、こういう見方もあるんだな~と楽しく読んでおりましたので、今回書かせて頂くにあたってもそういった個人的目線や自由な解釈でお届けできたらな~と思っております。
先ずは、弊社スタッフなら一度はその質問を受けたことがあるであろう”違い”についてですが、パッと見はどのセクションも同じに見える といった感想が正直なところだと思います(汗)
しかしながら、ringではイタリアブランドを中心にイギリスやアメリカブランドといった香りのあるアイテムをイタリアンカジュアルにMIXさせた商品構成を行っていたり、クロージングに於いてもSTILE LATINOを始めとした南イタリアのブランドに特化させたクラシカルなドレス提案を行なっていたりと、男臭い系のアイテムが多いと言えます・・・
それに対してgujiはと言いますと、TAGLIATOREやDe Petrillo、SANTONI、Finamore、BARBAを始めとした、所謂イタリアらしい”色”や”艶”を持ち合わせたブランドが多いと言えますし、本来ここのテイストが好きな方にはドンズバとも言えるセレクションに比重を置いている点だと感じます。
一方balconeはと言いますと、よく耳にするコンテンポラリーやモード、ストリートいったワード巧みに使い分け、gujiやringで取り扱うブランド提案の一歩先をいく”ファッション”を感じるブランドやデザインが多いと感じますし、枠にとらわれない商品構成は、イタリアやフランス、アメリカや日本といったさまざまな国のいい部分を集積させた商品群がここらしさであると感じています。
同じテイストだけに縛られずに、例えば古着を取り入れたり、デザイナーズブランドの小物を取り入れたりすることが僕自身も大好きですから、少々取り扱うものが違えど、balconeの発信するMIXスタイルという提案にはとても共感を覚えます。
ホンマ、自由でええよ~ということでしたのでこの機会に・・・
balcone×ring=NEW WAVE??と題し、balconeのキーカラーでもありますベージュと両店舗が打ち出すグルカサンダルを主役に、僕なりのMIXスタイルを表現してみました~
先ずは、
COVERTの打ち出す旬のコーチジャケットに、CellarDoorのリップストックパンツを使ったトーンオントーンの組み合わせは、所謂balconeっぽいリラックス感ではなく、スッキリとしたサイズ選びで表現しております。
balconeで取り扱うブランドの提案では、オーバーサイズやワイドシルエットというようなアイテムが多いと感じますが、自身のお好きなサイズ選びをして頂くとgujiやringにあるアイテムとも違和感のない雰囲気になると思っています。
BLUSON:COVERT
KNIT:JOHN SMEDLEY
PANTS:CellarDoor 近日公開予定
SHOES:CHEANEY 近日公開予定
お次は、ショートポイントの襟型がキュートなINDIVIDUALIZED SHIRTSのボタンダウンにPT01 FORAWRDのチノパン、メランジのSettefili Cashmereのカーディガンにグルカサンダルと、ややオーセンティックなスタイルです。
そこにキレイな発色と抜群のドレープ感が魅力のPierre-Louis Masciaのスカーフを加えて、ラギットになり過ぎないように注意を払ったMIXスタイルは、個々のアイテムは何とな~く似ていれど、微妙なディテールやサイズ感、素材やブランドの違いを楽しんだ コラボレーション?となっております。
KNIT: Settefili Cashmere
PANTS:PT01 FORWARD 近日公開予定
STOLE: Pierre-Louis Mascia
SHOES: GRENSON
ルールのあるファッションの世界もありますが、balcone di gujiやringで展開するカジュアルブランドに関しては、基本的にはノールールだと思っています。
その時のトレンドや気分やオケージョン等、様々な要因はあると思いますが、いつの時も”ファッションを楽しむ”そんなことを改めて考えられた今回でしたm(__)m