UN METER PRODUCTIONS(アンメータープロダクションズ) 鞄4型2018ssCollection！｜ balcone di guji（バルコーネディグジ）公式ブログ

BAG新入荷!!2018年2月19日

UN METER PRODUCTIONS(アンメータープロダクションズ) 鞄4型
2018ssCollection！

「東京・足立区で55年以上の歴史を持つ老舗カバン店のファクトリーブランドとして、建築的・立体的なデザインからアプローチしています」

どこかのサイトから引用したこの言葉ですが、本日ご紹介する新規ブランド「UN METER PRODUCTIONS(アンメータープロダクションズ)」のデザイナーのセリフです。

最近、クラシック業界やモード業界でも、機能的なデザインや素材を打ち出したスポーツテイストの商品を多く見受けられる様になりました。

以前までは、そういったデザインは全てカジュアル括りにされ、中々クラシック業界では受け入れられないデザインでしたが、今やLARDINIやHERNOなどクラッシック界の有名ブランドも積極的に取り入れており、全く珍しさも無くなりました。

UN METER PRODUCTIONSも一見はその部類に入るかと思いますが、僕が惹かれたのはその機能性は勿論ですが、建築とリンクしたデザインと、天才的なアイデアが、普通のアパレルブランドでは考え着かないのではないかと思います。

先日、guji東京店の真裏にある、新国立美術館で開催されていた「安藤忠雄展」に足を運びました。

斬新な様で、当然のことの様に創り上げる建築物は、見る者の目を引きます。

全てには固定概念やルールがあり、その限られた中で僕達は想像を膨らませてるのであって、よりリアルな物こそがこの世に少ないのだと言うかの様に斬新でいて、自然光とのコラボレーションを楽しんでいる作品ばかりでした！

この鞄にもその物作りとデザイン性を感じます。

UN METRE PRODUCTIONSは、伊藤鞄製作所のファクトリーブランド商品開発のデザインチームであり、またブランド名です。
ドイツ生まれの工業デザイナーDieter Ramsの、デザインの十か条（Less but better=より少なく、しかもより良く）や、フランス人建築家のLe CorbusierのModulorに影響を受け、建築的でデザイン寄りのバッグの開発を目指し、一つのバッグブランドの確立を目指しています。

２本のハギで立体を作り出したこのバックパックは体へのフィットをパターンワークで作り出し、PCの収納なども可能にしています。

このデザインこそが、囚われないリアルなデザインかもしれません。

背負って見ると、すごく体にフィットし、大ぶりなデザインが、着ているstylingさえも変えていきます！

通常のバックパックとは背負い心地やデザインも変わってきますので、是非伊藤鞄製作所の”建築物”を楽しんでみてください〜