2018.04.09
僕らgujiでも毎シーズン高い人気を誇り国内外問わず多くのファンを魅了し続けている
THE GIGI(ザ ジジ)
前ブランドのBOGLIOLI(ボリオリ)から非常にながーーいお付き合いをさせていて頂いておりまして、長年のgujiフリークの方々はすでに何着も袖を通してきている方も多いと思いますし、スタッフ着用率も非常に高いブランドなんです。
そんな超重鎮であるPierluigi Boglioli(ピエルイジ・ボリオリ)氏に貴重な時間をいただきまして、あらためて氏が創るTHE GIGI(ザ ジジ)というブランドの魅力に迫ってみたいと、いつも通り鼻息荒くインタビューを決行させていただきました!
1.では早速なんですが、まだブランドのことを知らない方たちのために、改めてブランドの成り立ちを教えてください。
長年温めてきた私自身のクリエーションの集大成をこのブランドで表現しようという思いから2014年FWシーズンよりTHE GIGI(ザ ジジ)という名前でブランドをスタートさせました。
ブランドのポリシーは『DON`T LOOK BACK』。常に前向きで、新しい服作りに果敢に挑む事をポリシーにしていまして、ゆえに全ての洋服の織りネームにこの言葉を施しているんです。
また縫製はすべてイタリアで行っています。柔らかく膨らみのある素材と THE GIGI(ザ ジジ)のオリジナルパターンで完成するコレクションは、今までにない大人のダンディズムであり、次世代のニュースタンダードとなることを目指しているんです。
2. デザイナーをやっているうえでこだわりを教えてください。
「自由」はとても大切にしているコンセプトです。こうして、自分のアイディアやイマジネーションを自由に実現できる現状に感謝しています。実現のために妥協は絶対にしたくありません。
3. デザインするうえで、インスピレーションになるものは何かありますか。
突然ひらめくものなので、いつひらめくか、何がインスピレーションになるかは自分でも分りません。重要なことは全てに興味を持つこと。音楽であれば古いものから新しいものまで聴き、美術館は古代から現代まで訪問します。旅にでる時は好奇心旺盛でいなければなりませんし、建築物の成り立ちや発展にも興味を持ち、本も読み、写真家の仕事の仕方まで調べます。様々なものを通して、ようやくデザインへと繋がるアイディアが見つかるものです。
4. オフの日はどう過ごしていますか。
先ほどお答えした内容と重複してしまいますが、オフの日であっても常に様々な事柄にアンテナを張っていますので美術館や建築物を訪問する場合もありますし、音楽鑑賞や読書も自身のイマジネーションを働かせる重要なファクターになっているので、そういったことにオフを使っていることが多いですね。
5. 今後のブランドの方向性や、新たに展開していきたいことはありますか。
やりたいことは、新しい世代が気軽に着こなせる洋服を提案すること、ただそれだけです。彼らが私のアイディアで楽しんでくれることを望みます。メゾンブランドにならなくてもいいんです。ただ特別なカテゴリーに属したいと思っている熱狂的な顧客に愛されていたいです。
というわけで、終始和やかムードで行われたデザイナーインタビューでしたがいかがでしたでしょうか。
インタビューからもわかる通り生地のセンスやこだわりが反映されているのは、一点一点のアイテムを見てもわかるところですし実にコンテンポラリーなブランドという部分がbalcone di gujiで取り扱いをする意義があるように感じるんですよね。
18SSシーズンも立上りから非常に好評を得ているTHE GIGI(ザ ジジ)ですが、残念ながらサイズ欠けを起こしているアイテムもあったりと、、、世間からの注目度の高さに僕らも感嘆する思いでいっぱいです。
笑顔を絶やさず且つ情熱的なPierluigi Boglioli(ピエルイジ・ボリオリ)氏の佇まいに改めてTHE GIGI(ザ ジジ)のブランドの魅力を再認識できました。貴重な時間を割いていただいた氏に感謝です!!