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オンライン担当の西出です。

gujiで取り扱う重衣料ブランドの中で、ずっと変わらずエレガンスNo.1といえるのがこちらのBelvest（ベルベスト）ですね。

このブランドに求められていることは非常に明確なので、毎シーズンセレクトしやすく、大きなミスが起こりにくいんです。
上質でちょっと気が利いた、行き過ぎない生地を選び、ベーシックなモデルに載せる。
そうすることで安定した消化率が取れるところまでgujiでの支持率を上げることができましたので、バイヤーチームにとってある意味では安心のブランドになっています。

反面、新しいクリエーションの導入が非常に難しく、毎シーズンお客様を驚かせるような変化をつけにくいという側面もあります。

セレクトの軸はラグジュアリーさを感じさせる高級生地の単品ジャケット、ビジネスに品格をもたらせる美しいスーツ、そしてエレガントなチェスター&バルカラーコート。
これらがあれば十分で、他のアイテムは必要がない、たとえ用意してもBelvestである必要がない・・・というジャッジになりますので、当てるのが難しいんです。

良い意味で捉えると安定感があり、悪いように考えると無難すぎるセレクトになるという訳です。

冒頭のコートや↑↓のCPOジャケットなどが良い例かもしれません。
アイテムとしては素晴らしく、上品であり、優雅であり、エレガント。
こんなのをサラリと着ている大人の男性って格好良いな・・・と思いますが、実際に店頭に並んでみると、やっぱりJACKET IN THE BOXが良いよね・・・となり、残ってしまいます。

本当は、こういったアイテムこそラインナップしたいんですけどね・・・。
本当に、お世辞抜きで格好良いんでね・・・。

昨日もクラシコをベースにしたスタイルも変わっていかないと・・・みたいなことを書きましたが、それはイタリア本国でも大きな取り組みになっている様子。
聞くところによると1986年発足のクラシコイタリア協会が最近解散したらしく、新たな局面を迎えているとのこと。

変わらない予算を理解しながら、変化する楽しみを感じられる心の余裕とアレルギー反応を起こさない柔軟性が欲しい今日この頃です。

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今日の気になる↓

pine（パイン）のレザーグラスコード。
マスクを外すとメガネがつけたくなる9,350円。

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