2017.08.16
【2017.2.4にリリースした記事】
2017年2月3日、遂に念願のメンズレディース複合店を大阪はハービスプラザ2階にオープンすることが出来ました!!
弊社が京都で産声を上げたのが2006年2月3日だったわけなんですが、創業から苦節11年と0日、ようやく夢の一つが叶ったということで、ここにご紹介させて頂きます!!
関西では大きな噂になっていたとかいなかったとか、関東にもその噂が轟いていたとかいなかったとか、ちょっと分不相応にやり過ぎてしまったとか、online shopにもっと投資をしてもよいんじゃないか(汗)・・・との声があるとかないとかですが、先ずはメインエントランスからの眺めをご覧ください。
広々とし過ぎていて不安がよぎりますね・・・
延べ床面積500平米以上・・・(驚)、ちょっとやそっとのお客様の数ですと凄く暇そうでさびれたお店に見えてしまうというリスクを冒してでもゆったりとした空間でお買い物を楽しんで頂ける空間となりました。
写真では広く見えるけど実際に行ってみると思ったより狭いな・・・というのが不動産あるあるですが、この写真はカメラマン(私)のスキル不足により逆にちょっと狭く見えているという不思議(汗)。
歩いて5秒で奥のエノテカさんまで行けてしまいそうですが、実際に計測してみるとなんと驚異の18.67秒!!
成人男性の足で32歩・・・というあまり広さをアピール出来ていないような気がする情報をお伝え致しましたが、ウサインボルト氏の200メートルの記録が19.19秒だそうなので、そう聞くとちょっと広く感じられる気がします(謎)。
#弊社代表肝煎りのソファ
インテリアにもこだわりがある弊社代表にして「これはやりすぎたな・・・」といわしめたソファ。クレイジー配色ですが上品な発色で凄く優しい印象ですね。その奥にはこっそりとオーダーしていたという某有名照明が・・・。
地下一階に店舗を構えていた時からソファやチェア、照明にはこだわっていただけに、リニューアルにあたりこちらも大幅にパワーアップです。
実は数々の賞を受賞しているninkipen!今津氏デザインのサイン
balcone di gujiのメインフロア
一番入口に近いゾーンはbalcone di gujiになっており、世界中からセレクトしたコンテンポラリーなアイテムたち、COVERTやTHE GIGI、Norwegian Rainやmando、そして,ニューブランドのkolor BEACONなどが並びます。
奥の壁には地下一階時代の名残である照明のコードによる「guji」のサインも継承されており、ほのかな懐かしさも漂うコーナーになっています。
ちなみにbalconeのカテゴリーカラーは「グリーン」でして、今初めて知った・・・というお客様、スタッフ(汗)も多いのでは・・・と思いますが、とはいうもののbalconeは日本語ではバルコニーの意ですので、意外とストレートなカラーチョイスです。
balconeからgujiへのスパンはナチュラルとメタルが混在しています
ソファ越しの某有名照明なめのsalotto di guji
籐のテープをアクセントにしています
念願の帽子コーナーもできました・・・
gujiのメインフロア
奥へ進むと基幹カテゴリーであるgujiのゾーンへ移ります。オープンからの「色・艶・夜」をキーワードとした男性の勝負服というコンセプトに相応しいLARDINIやTAGLIATORE、BARBA、Finamore、SIVIGLIAからここ数シーズン大きな飛躍を遂げているDe Petrillo、そして新規導入ブランドであるentre amisなどがラインナップされています。
最も重要なカテゴリーですので、売り場面積もそれなりに広くなっています。
gujiはカテゴリーカラーコーポレートカラーでもあるボルドー
ちらちら映っている絨毯の色が微妙に違うことに気付かれた方もおられるかもしれませんが、カテゴリーに合わせて絨毯の配色を変えているところも今回のリニューアルのポイントのひとつ。
いつもカーテンや絨毯でお世話になっているfabricscape(http://www.fabricscape.jp/)さんの企画で実現した、堺の堀田カーペットさんの別注品なんです。日本製のカーペットのシェアの80%は大阪の堺市であり、なかでも堀田カーペットさんは様々なメゾンブランドのショップやインターナショナルホテルのカーペットも手掛けている知る人ぞ知るファクトリーでして、今回はfabricscape×堀田カーペット×gujiのスペシャルトリプルネームでご用意させて頂きました。
店内のミラーは移動可能です
ワイヤーもラックになっています
ジャケットも充実
パンツもバッグも充実
salottoはグレー
以前の店舗で使用していたソファーや照明も現役です
エグゼクティブなビジネススタイルやスマートなパーティースタイルを提案するsalotto di gujiにはRing Jacketとの別注シリーズやBelvest、ISAIA、TONELLOなどのインポートアイテム、BARBAやMaria Santangelo、GUY ROVERなどのクラシックなドレスシャツにDrake’s、Mattabisch、FRANCO BASSIなどのネクタイがラインナップ。
ドレススタイルへの回帰が叫ばれる中、トゥーマッチにはならずあくまでもモダンでほんのりトレンドを意識したスタイルを提案しています。
Ring Jacket別注モデルもズラッと鎮座
各種襟型が揃っております
メタリックなフィッティング
ほんのりbigliettaカラーの絨毯も
ちょっと大きすぎたかな・・・という後悔があるとかないとかの疑惑のネクタイ什器
今までは店の広さという絶対的な制約の為ネクタイのラインナップに納得がいかなかったんですが、今回のリニューアルを機に充実の品ぞろえに。什器のサイズがあまりにも大きすぎて什器に合わせた数のオーダーをしないといけないという逆転の発想になってしまいましたが、この画像の什器の四辺に陳列出来ますので、マックスのラインナップの時には必ずお好みのネクタイが見つかると思います・・・(汗)。
スクエアのレジカウンターにサークルの蛍光灯
各カテゴリーの中心にはスクエアカウンターのレジスペースがあります。
「レジ回りはすっきりと」を合言葉に日々営業しておりますが、人の心は水と同じで低きに流れるもの・・・(クゼ)、すぐに何かしらを置いてしまいます。が、これからはそうならないように!!との思いから、壁際に作られやすいレジスペースを隠しようのないセンターへと進出させました。やっぱり最高の抑止力は人の目ということなのでしょう・・・。
レジカウンターMac横には松のミニ盆栽
メインウィンドウはgujiがフィーチャーするブランドとのポップアップスペースです
そしてこれが今回のリニューアルの目玉ともいうべき、ポップアップスペースです。
記念すべきスタートはINCOTEX、ZANONEを要するSLOWEARグループのお力をお借りしまして実現することが出来ました。ご覧のとおりINCOTEXのパンツをメインに、ZANONEのニットもご紹介する企画となっておりまして、2月16日まで行っておりますので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りになってくださいね。
通常では見られない圧巻のラインナップとなっております(奮)。
bigliettaのサインももちろんninkipen!今津氏作
窓があるって素晴らしいですね(元B1ショップなので・・・)
今回のリニューアルで、弊社のレディース店であるbigliettaも同じ区画へと移転して参りました。
創業当初から複合店をする!!ということを目標に掲げておりましたので、ここで一つ達成したことになりますが、これからが第二のスタートということで、兜の緒を締めつつ望んでいきたいと思っております・・・。
爽やか~で上品なカーテンはもちろんfabricscapeさんで、BOCCIの照明は地下一階からの移籍です。
オープン当日は軽食もご用意していました
リニューアルオープン当日は少しですがお食事とお飲み物をご用意しておりました。
先日LEONのパーティーでも腕をふるっておられました、北新地にお店を構えておられます全く隠れない隠れ家として有名な「野口太郎」さん謹製の絶品ローストビーフ、そしてお隣りのエノテカさんのワイン各種、小皿料理です。
これにはご来店頂きましたお客様皆様舌鼓を打っておられました!!
野口太郎氏謹製のA5ランク飛騨牛ローストビーフ
お隣りのエノテカさんにご用意頂いたミニバーガーには弊社ロゴの旗楊枝が
ということで、店内の一部ではありますがご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
online shopが栄華を極める現代においてアナログな店舗に力を入れるということはある意味では理に適っていないかもしれません・・・、が僕達の原点はやっぱりお店での営業にありますので、大げさではなく社運を賭けたリニューアルと相成りました。
梅田といっても駅から少し遠いですし、弊店にご来店頂くまでにはさまざまな商業施設をスルーして?頂かなければ辿りつきませんので、”わざわざ来て頂く”ような立地ではあります。ので、今回のリニューアルで少しでも興味を持って頂ければ嬉しいですし、今後も魅力的な商品をご用意し、様々なブランドをフィーチャーした企画を行っていきたいと思っておりますので、これからもguji e bigliettaを宜しくお願い致します。
ちなみに、今回のリニューアルは弊店の歴史に刻み込まれている数々の居抜き移店でお世話になっておりました一級建築士事務所ninkipen!(http://www.ninkipen.jp/)さんに気合いの居抜かないバージョンで設計を依頼させて頂きました。居抜かないって素晴らしいですね・・・(汗)