
2016.10.12
イタリアのみならず日本、そして世界で高い人気を誇るアウターブランドであるHERNO。
日本でも多くのセレクトショップで展開されているブランドですし、一度は袖を通された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんな世界を股に掛けるビッグブランドであるHERNO社のPresidentが、な、なんと何故か?(汗)
僕たちのために時間を作ってくださいまして、直々に質問に答えて頂けるという機会を作って頂きました。
思いがけずビッグなタレントと話す機会を得た弊社代表田野の固い表情とは裏腹に、凄く気さくに話して頂きまして、僕たちはますますファンになってしまった次第なんですが、今回はその模様をお伝えしたいと思います。
ナイスガイ且つイケメンである
先ずはこのお方のご紹介から。
CLAUDIO MARENZI(クラウディオ マレンツィ)氏、御年54歳、HERNO社のPresidentであり、2013年よりSISTEMA MODA ITALIA(システマ モーダ イタリア 通称SIMI)のPresidentでもあり、さらにCLASSICO ITALIA(クラシコイタリア協会)のPresidentでもあり、さらにはあのPitti Uomo のVice Presidentでもあるという体がいくつあっても足りなそうな御方です。
特にSIMIではイタリアの服飾産業自体の営業活動を世界各国の政府に行うことが彼の仕事でして、既に一つのブランドを指揮するという枠をはるかに超えています・・・。
今回はそんな業界の重鎮中の重鎮に、恐れ多くも10の質問にお答えいただきました!!
Milanoのショールームにて対談が行われました
1.老舗でありながら常に新しいことに挑戦していると思いますが、そのモチベーションはどこから生まれてくるんですか?
2.現在のファッションのトレンドについてどう感じていますか?
CLAUDIO氏:クエスチョンなところがあります。自分にとってのトレンドとは、機能性・官能性や持続性に関係すべきと考えます。
3.クラシックなコートのみならず、よりハイテク素材やギア的なデザインに取り組んでいる理由はどういったことからですか?
CLAUDIO氏:こちらもクラフトマンシップというDNAが基になっています。先ほども言いましたが、住んでいる土地柄”機能性”を常に意識していますし、加えて自分の趣味でもあるスキー、ヨットからの影響も受あるのではと考えています。
ズラッと並ぶHERNOの商品群は圧巻です 軽さを感じさせるダウンのディスプレイ 4.製品のクオリティコントロールでこだわっている点があれば教えてください。
CLAUDIO氏:常にお客様目線である事が大事だと考えています。基本的なことですが、全てはお客様のことを第一に考え、自分たちの都合を生産に結び付けないことでしょうか。
5.HERNOの今後のビジョンはどのようなものですか?
CLAUDIO氏:HERNOブランドを世界的なラグジュアリーアウターブランドとして確立することです。マーケットトレンドに流されるのではなく、常にイタリアンブランドとしてのポリシーを持ち続けることが大事だと思っています。
6.HERNOをどのように着てもらいたいですか?
CLAUDIO氏:ポジティブな意味で、これという希望は特にはありません。 クラシックからモダン、ラグジュアリーからスポーティーと幅広いコレクションを提案し続けることを意識していますので、幅広い年齢層、そしてオケージョンに対応できる中では、お客様のそのオケージョンによってお客様が着たいように着ていただく事が一番です。 洋服一点一点に違った役割があるのではないか?と考えています。
7.新しいコレクションはどのように企画立案されているんですか?トレンドは意識しますか?
CLAUDIO氏:その必要性はもちろん考えています。ただ、HERNOの根幹をなすキーワードである “機能性”の追及といったところは絶対に外せません。
Pierre-Louis Masciaとのコラボレーションコレクション1
Pierre-Louis Masciaとのコラボレーションコレクション2
8.日本でこれほどまで支持されている理由はどのようなところにあるとお考えですか?
CLAUDIO氏:日本のお客様は、イタリア人同様、洗練されていて常にイノベーションのマインドを持っているからでしょうか。
9.HERNOの歴史の中でのターニングポイントがあれば教えてください。
CLAUDIO氏:2005年に、ビックメゾンと言われるブランドとのコラボ(ファクトリーやOEM)から脱却し、原点に戻りHERNOブランドに完全にフォーカスしてからですね。
10.アウター以外のコレクションを今後広げていく予定はありますか?
CLAUDIO氏:いつかそういうタイミングは来るかも知れません。 自分の代とは限りませんし、もしかすると息子の代かもしれませんね(笑)。
移動はスクーターというフットワークの軽さ
ということで、対談後は颯爽とスクーターに乗り立ち去って行かれました。
「I’m easy guy.」としきりに仰られており、凄く和やかなムードを作って頂きましたCLAUDIO氏には本当に感謝です。
どれだけ役割が大きくなったとしても地に足の着いた人柄を感じさせるPresidentだからこそHERNOの物作りは信頼されているのだろうと思います。
これからもますますHERNOから目が離せない・・・、そしてHERNO中心の生活を送りたい・・・、そんな気持ちにさせてくれる素敵な時間でした!!