
2016.06.01
先日のスーツ紹介に続き、今回もRING JACKETセールスディビジョンマネージャーの笹本氏と弊社代表田野にVゾーンのトレンドやお勧めコーディネートを語って頂きました。
コンサバティブな田野と独自の路線を行く笹本氏という全く違うキャラクターの二人ではありますが、同じジャケットを使用しつつシャツ・タイ・チーフを使ったVゾーンコーディネートでの対決?も行って頂きましたので、その火花散る様子をリポート致します。
やはりブラウンが気になる様子の笹本氏
前回はスーツについてお話しいただいたので、続いてはシャツについてお願いします。
敏腕セールスマネージャー笹本氏(以下、笹本):そうやね・・・、御社での最近のドレスシャツの傾向ってどんな感なんですか?何が売れてるの?
弊社代表田野(以下、田野):やっぱりBARBAのNEW BRUNOが一番かな。まぁ一番多くオーダーしてますし、生地のバリエーションもまぁまぁ豊富ですし。やっぱりイタリア物のジャケットやスーツに合わせるにはBARBAが一番バランスの良いベーシックさがありますしね。
あと、かなり端正に見えるGUY ROVERも人気。オールマシンメイドでプライスもこなれてるし、裁断の時にきっちり前身頃の合わせでセンターをとるからVゾーンの見え方が凄い整っててキレイなんですよね。
笹本:色は?やっぱり白ですか?
田野:やっぱり白。圧倒的に白です。今までは白6に対してのサックスが3、その他が1くらいの割合だったところ、今は白が8か9くらいありそうなくらい白に偏ってますね。で、サックスが弱くなってブラウン、ネイビー、ブラックなんかのちょっとダークで強めの色の人気が高くなってきています。
個人的にはサックスとかピンクとか好きなのでオーダーするんですけど、正直白に予算を割いた方が良いかも・・・という空気がしています。
笹本:まぁそれはそれで品ぞろえとして無いとあかんし、難しいところですね。でもパッと見ると結構マニアックというか、最近あんまり見ないタイプの襟型も結構ありますやん?
田野:そやねん。実は結構やってまして・・・、でもあんまり目立ってないからこれを機に紹介させてほしいんやけど、ちょっとずつほんのり小襟なタイプを増やしてるんです。
笹本:今日僕はもちろん御社で購入した(笑)GUY ROBERのラウンドカラー着てるんですけど、結構ええんですよね。なんかシュッとした雰囲気になるし、こんなプリントタイ(本日の笹本氏が着用しているタイはHolliday & Brown)なんか時に丁度いい。マネキンの時にも食いついたけど、このピンホールカラーシャツもいいですねぇ。
田野:アレッサンドロ・ゲラルディが新たに提案しているだけに、凄いクリーンやし、着ると凄い端正な雰囲気でめっちゃキレイ。ピンホールも久々に着たい気分やし、他に小ぶりなレギュラーカラーもTONELLOに合わせたパーティスタイル用でオーダーしてます。
笹本:この柔らか~い襟のワイドは?
Maria Santangelo×gujiの別注シリーズに興味を持ってくれる営業マンの鑑である笹本氏
田野:これは先シーズンから取り扱いを始めて、今季からドレスでも展開し始めたMaria Santangeloの別注シャツ。ぼくら規模のオーダーで、快く?かどうかはわからへんけどシルエット別注までさせてくれたナポリのファクトリーブランドです。今結構日本のマーケットを重視してるみたいで、これからどんどん人気が出てくると思うけど、良い意味でナポリ臭さが無くていいんよね。女性がオーナーのブランドなんやけど、それが製品にも現れてそうな感じで控えめで知的な感じがしない?
笹本:確かに。そんなに高くない台襟にちょっと小ぶりな襟羽、パキッとしないしなやかで柔らかな襟腰ってありそうでないし、かなり新しい気がする・・・。ウチもメーカーやけど、これはちょっと悔しいなぁ・・・。
田野:ほんまにええねん(ドヤ顔)!!ネクタイも今までと比べるとかなりバリエーションを広げています。
笹本:英国調やったりヴィンテージ調やったり、凄く幅が広がってるし、クラシック回帰の流れも手伝って確実にネクタイは注目されてますよね。ウチも力を入れてますけど、このグレナディンなんか最高やね。Drake’sか・・・(惚)。
では、そろそろ例の対決を・・・
田野:じゃやりますか・・・!!
笹本:結構燃えますね・・・。
では、ネイビーのウインドーペーン、コットンのベージュスーツでビジネススタイルを、ネイビーのストライプスーツでパーティースタイルをコーディネートお願いします。
田野:ちなみに俺はええけど、笹もっちゃんは自分とこちゃうし、あんまりキャラ出されへんちゃう?
笹本:まぁそれはあるもんでなんとかしますわ。いろいろあるし、大丈夫でしょ。
田野:まずは俺も今着てるウインドーペーンか・・・。ちょっとブラウン系で今年っぽくいこかな・・・。
スーツ:RING JACKET
シャツ:Maria Santangelo
タイ:Mattabisch
チーフ:MUNGAI
田野:イタリア人大好きアズーロ エ マローネです。今年は特にブラウンがトレンドなので、靴やバッグだけでなくシャツやタイでも取り入れたいところですよね。でもあまりコテコテにしたくないのでMaria Santangeloのシャツで柔らかいイメージにしています。MUNGAIのリネンチーフのワンポイントもさり気なくて良くないですか?
笹本:ブラウンは僕も狙ってたのに・・・。ていうかさんざん僕がブラウンに食いついてたの知ってるのに何で先使うん?普通ゲストに譲るでしょ・・・。
田野:笹もっちゃんも使ったらええやん(天然)。
笹本:やっぱりここはコーディネートのバリエーションを見せなあかんとこやと思うし、別の感じで行くわ・・・!!でもこれほんまは田野ちゃんがやらなあかんのちゃうの?
田野:さすが敏腕営業マン(汗)。
スーツ:RING JACKET
シャツ:GUY ROVER
タイ:LUIGI BORRELLI
チーフ:ISAIA
笹本:小ぶりなラウンドカラーって新鮮でしょ?ベーシックなナポリっぽいワイドを合わせるより雰囲気が爽やかやし、だからこそ大柄のペイズリーの勢いが中和されて、いい感じに華やかになってると思う。チーフは落ち着いてる方がビジネスには良いと思うけど、僕的にはやっぱりこれくらいは挿したいかな。同じペイズリーやし。
田野:まずは爽やかやね。でもこれ勝敗ってどうやってつけたらいいんやろ・・・?
そうですね・・・、投票ボタンもないですしね。今後の売れ行きで決めるとか、PVで決めるとか、何となく考えてみます(汗)。
では、次はベージュのコットンスーツを笹本さんからお願いします。
スーツ:RING JACKET
シャツ:GUY ROVER
タイ:LUIGI BORRELLI
チーフ:MUNGAI
笹本:ピンクのシャツにブラウンのタイを合わせました。ベースがベージュのコットンスーツなんでそのまんまのコロニアル感よりちょっと柔らかく都会的なイメージにするためにピンクのシャツをチョイスしました。チーフも真面目で誠実なイメージのマルチギンガムにして遊び過ぎないようにまとめています。とにかくブラウンが使いたかったんで、使えてよかったですわ(笑)。
田野:ま、俺も使うけどね。
スーツ:RING JACKET
シャツ:GUY ROVER
タイ:Drake’s
チーフ:MUNGAI
田野:やっぱりサックスで爽やかさをアピールしないと。素材もコットンリネンで涼しげやし、見た目も暑苦しくないでしょ?タイもライトな三巻やし、チーフの縁取りもサックスで合わせてとにかく爽やかに。
笹本:イタリアっぽい。ていうか田野ちゃんぽい。
田野:ベージュマンと呼ばれてた時期あったしね。
まあまあお互い褒め合って高め合うタイプなんですね・・・。では、最後はネイビーのストライプでパーティースタイルをお願いします。
スーツ:RING JACKET
シャツ:BARBA
タイ:Mattabisch
チーフ:ISAIA
田野:Loro(LoroPiana)の上質で控えめなツヤ感に合わせて、ネイビーのワントーンで合わせたスタイルです。チーフもネイビーでまとめるとムードが高まりますし、パーティーということでちょっと光モノもウォレットチェーンでプラス。シャツを白に変えてチェーンを外したらビジネスでもいけるから、シャツだけ持ってきていればすぐに臨戦態勢を整えることが出来るのも良くない?
笹本:確かに。時間が無い時とか、どうしても出先からそのまま出向かないといけない時なんかでもちゃんとパーティー感が出せて良さそうやん。
スーツ:RING JACKET
シャツ:GUY ROVER
タイ:Drake’s
チーフ:ISAIA
笹本:これは正直かなり迷ったし、僕やったらちょっと違うスタイルになると思うんやけど、ここgujiさんやし、gujiさんの、しかもsalottoやったらこれくらいの雰囲気がええんちゃうかな。結構真面目に見えるでしょ?
特にグラフチェックなんかはお堅そうな印象なんやけど、実はグレナディンタイの格子状に近い織りに合わせて選んでるという・・・。適度に色気のあるスーツやから、チーフを華やかにするだけで全然パーティーにも見合う雰囲気になると思うし、結構リアルにイケてるんちゃうかな?
田野:確かに笹もっちゃんのパーティースタイル用のアイテムはウチには無いな・・・、でも、このスタイルもマニアックなこだわりがあって凄いいい感じやと思う。
御二方、本当にありがとうございました。意外に・・・といいますか、かなり真剣に選ばれてましたが?
田野:やっぱり笹もっちゃんのコーデとか気になるし、結構盛ってくるから負けてられへんとか思ったり、でもやり過ぎるとsalottoのスタイルじゃないし・・・と思ったりで大変でした(汗)。
笹本:結構新鮮で楽しかったですわ。
どうも恒例の対談になりそうな雰囲気の同級生企画、これからもご期待下さい~。